2007/09/26(水)
直ぐに健康被害の出るレベルではないと言っていますが、体内に蓄積された時の危険性など問題点が指摘されています。
■9/26 アップデート分
Pet Industry Agrees on Need for Toxicity Standards
ペット産業は毒性の基準の必要性に同意 (以下要約)
イリノイ州に住むペットのオーナーは4年間で3匹のシェットランド・シープドッグを亡くした。今まで与えていたオモチャが全て中国製なのに気づき、テストを行ってみようと思い立ったのが今回の経緯となります。(今の段階では、因果関係は不明です。)
結果は鉛と重金属に関して、その危険性を再認識しなければならないものだった。ペット産業に、毒物の許容量について安全なレベルを設ける必要性がある事を示しているとした。
テストした結果
ペットスマートのテニスボール:鉛 335.7ppm
イリノイ州では、子供のオモチャに含まれる鉛の許容量は600ppmであり、ガイドラインに含まれている。ペットスマートのテニスボールは、ガイドラインよりは下になる。
しかし、ラテックス製のオモチャには、1キロあたり907.4マイクログラムの数値を示した。
別の緑のオモチャでは、1キロあたり334.9マイクログラムのクロムが検出された。
もし犬がこれを口に入れるなら、寿命を縮める金属になるかもしれない。
また研究室は緑のオモチャで他の有毒金属を検出した。
それらはカドミウム、砒素、および水銀だった。
ウォルマートは自社製品への検査結果に対し、問題ないレベルだと反撃。
発見されたレベル自体は、直ぐに健康被害に結びつくものではないとしている。
カンザス州立大学のFred Oehme博士は、犬と猫への危険性はどれだけ体から吸収されるかで変わると述べている。
有毒になるかどうかについては、その動物の体内のシステムに依存する。(許容量を超えると問題になる)
鉛は体内に入ると、蓄積されていきます。
ペットスマート社はオモチャの鉛のテストを行うとした。
長いので後半は省略(スミマセン)
安全性のレベルについて、研究所、専門家、メーカーで意見が別れています。
Niles博士の意見では、ペットの安全性についてデータが無い場合、人間の基準値を当てはめてはいけないとしています。
検査をしたのは全て米国で販売されている中国製のペット用オモチャです。米国では、販売されているオモチャの大半が中国製で、それ以外を見つけるのが難しい・・・と、検査を行ったイリノイのオーナーはコメントしています。
日本での普及率は分かりませんが、米国同様にかなり高いのではないのでしょうか。
■9/24 アップデート分
ConsumerAffairs.com
Lab Tests Find Lead, Other Toxins in Pet Toys Sold at Wal-Mart
検査は国が行ったものではなく、ConsumerAffairs.com(記事を掲載しているサイト)が自ら検査機関に依頼して分かったものです。
研究結果(ExperTox Analytical研究所)
■犬のおもちゃ(ラテックス製)
高レベルの鉛と発ガン性のあるエージェントクロムを検出
■キャットニップおもちゃ(布製)
高レベルの有毒金属カドミウムを検出
■その他の2つのオモチャ
カドミウムを検出。
※上のURLでオモチャの画像有り
検査を行ったExperToxのLykissa博士は、ウォルマートは製品をリコールするべきだと発言しています。オモチャを口に入れると中毒を起こす危険がある事を、ラベルに表示する必要がある。
ConsumerAffairs.comはこの事実を以下に通達しています。
・ウォルマート社
連絡に応じなかった。
・FDA(アメリカ食品医薬品局)
ペット用のオモチャに対しては規制をしないと発言
・CPSC(米国消費者製品安全法を手がける米国の独立政府機関)
質問に返答無し
ペットのオモチャには、国は無関心で規制も全く無しの状態です。国が動かないのでメーカーもリコールしないし、注意さえ払っているようには思えません。
獣医の意見では、大事に至るレベルではないとされていますが、犬や猫はオモチャを口に入れるため、体内に入る量は許容レベルでも蓄積されるのが怖いという意見が専門家からは出ています。
中国製オモチャは日本にも大量に輸入されています。
規制がないので日本製でも安全という保証がないのが現状なのです・・・。
あの言っていいのかな?
1キロあたり907.4マイクログラムは、0.9074ppmなんですけど。
テニスボールに比べてすごく低い値です。907.4ppbとも記します。
ppmのmは100万、ミリオンのmです。1ppmは100万分の1です。1キロあたり1マイクログラムは10億分の1、ppbのbはビリオンのbです。
知っていながら記載方を変えて単位や数字に弱い読者を騙す。こんな手法を使う記者は報道関係者としてはものすごく悪質だと思います。純粋に報道を目的としてるなら簡単に比較できるように単位を揃えて記載しますよ。難しいことじゃない。でもあえてそうしない理由は何か?
目的は反社会的な扇動しか考えられません。
ウォルマートの反撃は当然です。
2度目ですが、また書いておきます。
反政府キワモノ記者Lisa Wade McCormick、この人が書くと逆に「無視しておける」という気になれるのが不思議です。
1キロあたり907.4マイクログラムは、0.9074ppmなんですけど。
テニスボールに比べてすごく低い値です。907.4ppbとも記します。
ppmのmは100万、ミリオンのmです。1ppmは100万分の1です。1キロあたり1マイクログラムは10億分の1、ppbのbはビリオンのbです。
知っていながら記載方を変えて単位や数字に弱い読者を騙す。こんな手法を使う記者は報道関係者としてはものすごく悪質だと思います。純粋に報道を目的としてるなら簡単に比較できるように単位を揃えて記載しますよ。難しいことじゃない。でもあえてそうしない理由は何か?
目的は反社会的な扇動しか考えられません。
ウォルマートの反撃は当然です。
2度目ですが、また書いておきます。
反政府キワモノ記者Lisa Wade McCormick、この人が書くと逆に「無視しておける」という気になれるのが不思議です。
2007-09-27 木 23:13:41 |
URL |
猫好 #-[ 編集]
>猫好さん
単位については不親切でしたね。分かりやすく訳せれば良かったのですが、直訳していまったのと、単位(検出レベル)について後半部分でラボの研究者、専門家とメーカーの言い分をはしょってしまったので内容が偏ってしまったでしょうか。
人間用のオモチャでは鉛など基準値をオーバーすると話題になりますが、ペット用では基準値が無いに等しいので、扇動するのは良くないですがメーカーに対して喚起させるのに多少は大目に見ましょうって感じです。
単位については不親切でしたね。分かりやすく訳せれば良かったのですが、直訳していまったのと、単位(検出レベル)について後半部分でラボの研究者、専門家とメーカーの言い分をはしょってしまったので内容が偏ってしまったでしょうか。
人間用のオモチャでは鉛など基準値をオーバーすると話題になりますが、ペット用では基準値が無いに等しいので、扇動するのは良くないですがメーカーに対して喚起させるのに多少は大目に見ましょうって感じです。
2007-10-02 火 03:37:35 |
URL |
Momiji #2j50GQ9.[ 編集]
日本人が量をポンドで表記されると思考が停止するようにアメリカ人にはメートル法で表記すると思考が停止する人が多い。そこがこの記者の付け入りどころです。
ペット用玩具から検出された量は、多少どころかイリノイ州の基準より3桁低く、非常に厳しいEUのRoHS規制値すら下回って、もはや生物の通常値です。未加工食品ならこの程度の重金属は含有しているレベルです。
メーカーに対して喚起させるなんて言いがかり以外のなにものでもありません。
それに、専門家というのもあやしい。いろんな記事に使いまわしているようですが、これも度ごとの取材ではないでしょう。
専門家なら、重金属について食物連鎖の頂点にある肉食の動物は耐性が高く、犬・猫は動物の中で最も高耐性の部類、少なくとも人間と同等かそれ以上という事は言うでしょう。
その裏付けとなる研究もされています。環境浄化にも期待されている金属結合タンパク質(例、メタロチオネイン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%B3 ) 類がそれです。
また、植物中の重金属はフィチン酸と結合しており、容易には消化吸収されません。
実際に危険があるのは総量ではなく溶出性重金属で、溶出性鉛の国際的最大許容値は250ppmとなっています。
ただ、この今までの許容値では鉛による環境汚染や発育障害も見られる為、見直しが検討されています。
データ上、鉛の血中濃度が十分の一になれば鉛原因の発育障害は無くなると示されます。
その中で、EUのRoHS規制のように極限値を求めるものも出てきました。
少しは冷静に化学的な事も取材し、記事内容を科学的に吟味し、扇動記事の手先に使われる事のないように成ってください。
ペット用玩具から検出された量は、多少どころかイリノイ州の基準より3桁低く、非常に厳しいEUのRoHS規制値すら下回って、もはや生物の通常値です。未加工食品ならこの程度の重金属は含有しているレベルです。
メーカーに対して喚起させるなんて言いがかり以外のなにものでもありません。
それに、専門家というのもあやしい。いろんな記事に使いまわしているようですが、これも度ごとの取材ではないでしょう。
専門家なら、重金属について食物連鎖の頂点にある肉食の動物は耐性が高く、犬・猫は動物の中で最も高耐性の部類、少なくとも人間と同等かそれ以上という事は言うでしょう。
その裏付けとなる研究もされています。環境浄化にも期待されている金属結合タンパク質(例、メタロチオネイン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%B3 ) 類がそれです。
また、植物中の重金属はフィチン酸と結合しており、容易には消化吸収されません。
実際に危険があるのは総量ではなく溶出性重金属で、溶出性鉛の国際的最大許容値は250ppmとなっています。
ただ、この今までの許容値では鉛による環境汚染や発育障害も見られる為、見直しが検討されています。
データ上、鉛の血中濃度が十分の一になれば鉛原因の発育障害は無くなると示されます。
その中で、EUのRoHS規制のように極限値を求めるものも出てきました。
少しは冷静に化学的な事も取材し、記事内容を科学的に吟味し、扇動記事の手先に使われる事のないように成ってください。
2007-10-02 火 07:58:50 |
URL |
猫好 #7ZMmDL7k[ 編集]
RoHS規制について手元の資料が古く規制値が間違ってました。
正しくは総量で1000ppm(0.1%)という緩い規制でした。
1000ppbでは厳しすぎます。食品すら危ういですから。
1000ppmでは緩すぎると思いますが、これでも中国だけでなく発展途上国で使われている塗料は引っ掛かります。
この規制値を越える製品は上市されてはなりません。
正しくは総量で1000ppm(0.1%)という緩い規制でした。
1000ppbでは厳しすぎます。食品すら危ういですから。
1000ppmでは緩すぎると思いますが、これでも中国だけでなく発展途上国で使われている塗料は引っ掛かります。
この規制値を越える製品は上市されてはなりません。
2007-10-03 水 07:21:40 |
URL |
猫好 #7ZMmDL7k[ 編集]
> 猫好さん
返信が遅くなってすみません。
情報ありがとうございます。
このブログについてですが、ペットフード関係のニュースを紹介していこうというブログなので、詳細な裏付けは毎回取れてはいません。個人ブログの規模なので、取材をしているわけでもないです。
気をつけている点は、ニュースを紹介するときは、その情報元をはっきりしておくと言う事です。
返信が遅くなってすみません。
情報ありがとうございます。
このブログについてですが、ペットフード関係のニュースを紹介していこうというブログなので、詳細な裏付けは毎回取れてはいません。個人ブログの規模なので、取材をしているわけでもないです。
気をつけている点は、ニュースを紹介するときは、その情報元をはっきりしておくと言う事です。
私はこちらのホワイトでなくブルーの方を購入しました。インテリアを重視した配色が頼みの専用トレー。透明感のある涼しげなブルーか、シンプルでどんなインテリアにもマッチするホワイトか悩みどころです。自宅はいつも網戸にしているので導入当初はあまり効果を感じること
【2007-09-28 Fri 07:44:53】 | ペット用品の1日
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のどごしさわやか~。微炭酸。癖のない味で、いつでも飲めます。また頼んじゃおう。疲れがとれると聞き、飲み始めたスパークリングウォーター。残念ながら、効果はあまり感じられないのですが・・・サンベネデットは炭酸がほどよくて気に入っています。安いし。ペットボトル
【2007-10-03 Wed 05:10:33】 | 健康のレビュー
【2007-10-03 Wed 05:10:33】 | 健康のレビュー