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ペットフードによる死因についての発表 ~メラミンとシアヌル酸
2007/05/03(木)
メラミンとシアヌル酸の相互作用で、致命的な腎臓障害を起こしたという結果が出ました。

CNN (2007/5/2)
Mix of chemicals may be key to pet-food deaths (英語)
ペットフードによる死は、化学物質の混合が主因と思われる。(以下要約)

実験によると、試験官の中の猫の尿に、メラミンとシアヌル酸を合わせると
結晶が形成される事が分かった。
この結晶が腎不全の引き金になったと思われる。

医師が腎臓障害の猫の外科手術を行ったところ、通常の結石はなく、代わりに尿管がメラミンによる結晶で完全にふさがれていた。

FDAは、中国から輸入されたライスプロテインと小麦グルテンがメラミンとシアヌル酸の両方に汚染されていた事を確認した。


FDAには1万7000件以上の問い合わせがあり、1950匹の猫と2200匹の犬が死亡したとされています。

FDAは小麦グルテンと、小麦グルテンを含む製品のサンプルを検査し、750のサンプルのうち、330 (約44%)からメラミンかメラミン関連化合物の陽性反応が出たと発表しました。
ライスプロテイン製品は85サンプルのうち、27から陽性反応が出ています。
 

メラミンとシアヌル酸とは?

国際化学物質安全性カードの表示によると

メラミン
長期または反復暴露の影響:腎臓に影響を与えることがある。

シアヌル酸
長期または反復暴露の影響:腎臓に影響を与えることがある

両方とも状況により腎臓障害のリスクがあると表示されています。
 

影響を受けたペットの総数について

FDAが問い合わせによる被害数を公表しましたが
リコール開始当初から、6000万のフードがリコール対象なので
民間の団体では少なくても死亡数は数千匹になるのでは・・・と予想されていました。

Pet Connection (ペットの情報サイト)
被害にあった人からの情報を集めています。
ここで集められた統計によると
死亡数は、猫2,334匹、犬2,249匹
影響を受けたペットの総数は14,228匹となっています。

 
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