2007/05/01(火)
メラミン自体の毒性が低いため、メラミンだけが原因なのかという疑いもでていますが、こんな発表がありました。
ABC News (2007/5/1)
A Look at the Additive Melamine
(要約)
メラミンとは何か?
メラミンは67パーセントの窒素と、水素と炭素を含む有機化合物。
研究室で作られるが、ある種の殺虫剤が分解すると生成される。
使用目的は?
窒素で高いので、メラミンは化学肥料として使う事ができる。
通常アメリカではメラミン樹脂として使用される。
有害について
ラットやマウスでの実験では、毒性はかなり低く、投与量が非常に高いときのみ有害です。
有害となる投与量は、ペットフードで見つかった量よりもはるかに高い。
ペットフードが作られる過程か、もしくはペットフードを食べた動物の新陳代謝の過程でより致命的な化合物にメラミンが変化したのかもしれない。
これが今のところ有力な説となっています。
まだ解明されていないため、推測の域ですが・・・。
中国側の見解
ABC News (2007/5/1)
Suspect Additive Commonly Used in China
中国では動物の飼料に一般的に使用され、一部の顧客には賞賛されている。
the Kaiyuan Protein Feed社(中国)のワン経営者 のコメント
「メラミンは適量を使用すれば、動物に害はでない。自社の製品は、非常に安全で確かです。」
これが中国側の考えた方のようです。
しかしリポートでは「メラミンを含む食物を動物に食べさせると、その動物の肉や卵を経て食物連鎖の中にくみこまれてしまう。人間が病気になると言う証拠はないが、彼ら(中国)は化学物質が他の物質と合わさったときの安全性について知らなさすぎる」 と指摘されています。
同じ話題があちこちで取り上げられています。
こんな事件を起こしたメラミンを 「使用するのは日常茶飯事」と答えれば当然でしょうか。
CBS News (2007/5/1)
Pet Food Toxin Said To Be Common In China
ペットフードへの毒素(メラミン)は中国では一般的だった・・・という記事です。
以下も同じような記事です。
CNN (2007/5/1)
Chemical behind pet food recall common in Chinese feed
msnbc (2007/5/1)
Animal feed in China often contains mild toxin
昨今、食品へのメラミン混入が社会問題となっているので、メラミンについて少し調べてみたら次のブログを発見
ペットフードリコール:メラミン原因説について
このブログの記事によると、ペットフードへのメラミン混入は普通に行われていたらしい。これが家畜などに...
【2008-09-25 Thu 09:35:10】 | カメラバカ一代
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