- アメリカ:ペディグリーがサルモネラ菌汚染でリコールを発表 (08/17)
- 日本:ネイチャーズ・バラエティがリコールを発表 (08/07)
- アメリカ:ニュートロに対しての消費者からの疑問 (07/13)
- ハーツ社のペット用ノミ・ダニの駆除薬に対する懸念 (07/09)
- アメリカ:PETCOがペット製品の管理が不衛生として摘発される (06/24)
kare11(アメリカ・ミネアポリスのテレビ局)から、ペット用オモチャと鉛についてのニュースがありました。
Are pet toys safe?
ペット用オモチャは安全か?
ニュース(動画)
(以下抜粋)
かわいいオモチャを見ると嬉しくなり、ペットに与えたいと考えるでしょう。
しかし、ペット用オモチャは安全でしょうか?
多くの人間の子供向けのオモチャで鉛が陽性でした。
私たちは、サンフランシスコのベイエリアにあるペットショップとドラッグストアで購入したペット用オモチャでテストを行いました。
検査には鉛以外も検出もできる高度な装置を使用しました。
獣医デヴィッド・リード博士は、いくつかのオモチャは他のものより安全としている。
「少量の塗料は、それほど鉛を含んではいないだろう。
問題になるのは、特定のオモチャに塗られている塗料です。
そして、堅いプラスチックの方が、柔らかく内側の見えるオモチャよりも良い。
多くの犬は、キーキーと鳴るオモチャを好むが、良い趣向とは言えない。
犬は噛む事によって、オモチャの内側を口に入れてしまう。
しかし毎日使っている塗装されたセラミックのボウル(器)の方が心配です。
飲料水の中に少しずつ鉛が溶け出すかもしれないため、避けるべきです。」
リード博士は、セラミックの代わりにステンレスを使うように勧めています。
テスト結果によれば、ペットのオモチャに使われるものは、人間の子供用よりは安全です。
唯一の鉛による問題は、魚釣り用の錘(オモリ)を犬が食べたときである。
オモチャの種類や原産国などの詳細については不明です。
動画では最後の方に路上で検査機器らしきものをオモチャに当てているシーンがありますが、これが記事にある「鉛以外も検出もできる高度な装置」 なのでしょうか。動画の音声が不鮮明だったので、映像でしか分かりませんが・・・。
このニュースでは、オモチャよりも、日常で使う食器類の塗装の方が心配という事でした。
以前紹介したKOAT(アメリカのテレビ局)のニュースでも、食器類のボウルはセラミックよりステンレスを勧めていました。※参照
このニュースによると、ゴルフボールの塗装にも鉛が混ざっているものがあるため、犬が噛む場合は避けた方がいいそうです。
FDAにより輸入禁止リスト
View OASIS Refusals by Industry (OASIS ※Import Support)
2007年7月にニュートロが大量に差し止められていましたが(※参照)
その後も2度リストに載っていました。
他に、ブリーダーズ チョイスも12月に差し止められています。
ニュートロ Nutro Products Inc.
2007年9月
理由:UNSAFE ADD (安全でない添加物)
チョイスシリーズなど、大量に引っかかっています。
差し止めになった添加物の詳細については不明です。
2007年11月
理由:POISONOUS (毒)
「RECALLED PET FOOD (リコール品)」とあるので、3月による大規模リコール製品で未回収のものが引っかかった可能性もありますが、詳細はこちらも不明です。
ブリーダーズ チョイス Breeders Choice Pet Foods Inc
2007年12月
理由:FILTHY (不純物混和)
汚れているか、腐っているか、分解しているか、フードに適していないものが含まれる。
アメリカのメーカーなのに、アメリカ国内への輸入リストにある理由は不明です。
ニュートロは7月のリストに載った理由を、海外へ輸出した製品を国内に差し戻したためとしていました。それでもリストに引っかかった内容に矛盾はありました。(※参照)
情報を探してみても、FDAからこれ以上の発表は見つからないので、理由は推測するしかないのですが・・・
アメリカ国内製品 → 輸出 → 国内に差し戻し(再輸入) が原因なら、アメリカ国内では禁止されていても海外なら規制がないので添加物がよけいに入っていた可能性も考えられます。
もう少し差し止め理由につての情報が欲しいです・・・。
ブランドはBeef N’ Moreというドッグフードです。
East Texas Dog Owner Finds Foreign Object In "Beef N' More" Dog Food
(放送当時の動画)
(以下抜粋)
東テキサスに住むウィリアム・シコルスキ氏は、ドッグフード 「Beef N’ More」にプラスチック片を発見した。彼は、他のペットオーナーに警告をしたがっています。
先月、シコルスキ氏はドッグフードの缶を開けると、見慣れない物質を発見し、メーカーに連絡をしたところ、メーカーから払戻小切手が送られてきた。
問題は小切手ではなく、入っていてはいけない異物がドッグフードから見つかった事である。そしてメーカーは同じ事を繰り返さないようにする事が必要だと、シコルスキ氏は発言している。
シコルスキ氏は、ペットフードを与える前に、常に確認が必要だと注意を促した。
「Beef N’ More」は、多くのマーケットで購入可能である。
「Beef N’ More」 オフィシャルサイト
メーカーは委託生産をせず、自社で全て生産しているとをうたっています。
ペットフードから異物発見という話はよく聞きますが、メーカーが認めたものは多くはないと思います。
2007年7月にボンベイ ペットフーズ社(ニュージーランド)の製品でプラスチック片混入のニュースがありましたが(※参照)
メーカーが発表した理由は、「冷凍時に段ボールの裏地が肉に挟まってしまう事がある。それらは作業員も見逃してしまう。」でした。
9月にも同じニュージーランドで金属片混入のリコールがありました。(※参照)
こちらは混入の理由までは発表されていませんでした。
FDA Enforcement Report 2007年12月26日発表 (ページの一番に下あたり)
製品
a) Wild Harvest Fruit and Honey Cockatiel, Recall # V-021-2008
ロット:07096、 07108
b) Ecotrition Tropical Fruit and Honey Bars, Recall # V-022-2008;
c) Wild Harvest Hamster, Gerbil, Mouse & Rat Honey Cakes, Recall # V-023-2008
ロット:07096 (b、c共通)
リコール理由
これらのペット用おやつは中国から輸入されたもので、テストでメラミンが陽性とされた。
再配送のために保持していたものが誤って業者に出荷された。
FDAのリコールですが、クラスI 〜IIIのランクがあり
クラスI :命に関わる重大なもの
クラスII :健康被害があるかもしれないが、クラスIほどではないもの
クラスIII:重大な健康被害は起こさないが、法や規制に違反しているもの
このリコールはクラスIIIの発表なので、大きな心配はないものと言う事になります。
今までのアメリカでの大規模リコールは、中国から輸入された原材料(グルテンなど)がメラミンに汚染されていたためですが、中国で加工された製品そのものにもメラミンは検出されていたのですね。
当然と言えば当然ですが・・・。
ダイアモンドペットフード社の告知
ニュース記事
If You Purchased Recalled Diamond Pet Food Products in 2005, You May Be Entitled...
和解金は 310万ドル
その他、裁判にかかった弁護士費用などもカバーされるとしていますが・・・
総額では高そうに見えますが、集団訴訟なので、1人当たりの額はまた違ってきますし、リコール対象製品が原因で病気になったという証明をしなくてはいけなかったりと、難しい問題もあります。
そして一度和解に応じた場合、集団訴訟から除外され、今後訴訟を起こす事はできなくなります。
以前少しだけ紹介しましたが、確認されている被害にあった犬の数は、少なくても76頭と言われています。
http://petfoods.blog99.fc2.com/blog-entry-38.html
アフラトキシンとは、カビ毒の中でも猛毒のタイプです。
原材料のトウモロコシが汚染されていたのが原因とされています。
ダイアモンドペットフード社は、リコール対象製品の販売地域(州)を発表していましたが、FDAによると、ヨーロッパを含む29カ国になんらかの製品が輸出されているとうニュースもありました。その詳細は不明ですが・・・(FDAはアメリカ国外の追跡は行っていないようなので)
2005年12月発表のリコール対象ブランド(アメリカ国内)は
ダイヤモンド、プロフェッショナル、カントリーバリュー

