ペットフード事件簿 ペットフード事件簿
キャットフード、ドッグフードの情報やニュースについて紹介しています。
カテゴリー
  • [ペットフードリコール]日本のリコール情報(6)
  • [ペットフードリコール]海外のリコール情報(90)
  • [ペットフードニュース]日本のニュース(10)
  • [ペットフードニュース]海外のニュース(41)
  • [情報]中国産チキンジャーキー(7)
  • [情報]猫犬と新型インフルエンザ(5)
  • [情報]ペットフードの検査(16)
  • [情報]手作りフードなど(1)
  • [情報]その他(5)
  • [北米ペットフードリコール]まとめ(2)
  • [北米ペットフードリコール]ニュース(20)
  • [北米ペットフードリコール]ニュース(日本)(2)
  • [北米ペットフードリコール]リコールメーカー(海外)(11)
  • [北米ペットフードリコール]製造メーカー(海外)(4)
  • [北米ペットフードリコール]ニュートロ(日本)(2)
  • [北米ペットフードリコール]ナチュラルバランス(日本)(2)
  • [北米ペットフードリコール]サイエンスダイエット(日本)(1)
Google/ このブログを検索

Google

ペットフードの原産国表示の法案について
2007/06/10(日)
ペットフードのラベル表示についての続報です。

Chicago Tribune (2007/6/10)
Food-origin law is back from oblivion
『原産国表示( country-of-origin labeling)は、早ければ今年の9月に両院で可決できるように提案している。遅くても2008年までには義務化されるだろう。

実施されれば、牛肉、豚肉、ラム、果物、およびピーナッツに適応される。(魚貝類は2005年に表示義務が適応されている)』

ペットフードに限らず、人間用の全ての食品対象のようです。
2002年に法案化しようとしたのにも関わらず、反対などでここまで遅れたとのこと。
『これは加工食品やレストランで出される食事には適応されない』という一文が気になりますが・・・。

表示義務の改正案は、既に上院で可決されています。
暗いニュースばかりですが、数少ない朗報に期待!

 
Trackback:(0)| Comments:(0) | Top↑
ペットフードリコールの訴訟問題
2007/05/28(月)
多くの訴訟を抱えているメニュー・フーズ社ですが、裁判が開始されています。
以下はメニュー・フーズ社への集団訴訟についての記事(訴訟内容は載っていませんが、メニュー・フーズ社の対応が分かります)

USA Today (2007/5/27)
Court: Menu Foods harassed pet owners

『裁判官は、メニュー・フーズ社とクロフォード社(Crawford & Co., 保険について担当している)に訴訟に加わった人に連絡してはいけないと警告。連絡は訴訟人の弁護士を通してからのみとなっています。

警告にもかかわらず、その数日後にはクロフォード社は訴訟人に嫌がらせの電話をしている。話し合いをしたくないと言っている相手にも、しつこく電話を繰り返すなど。そのため訴訟人の弁護士は、メニュー・フーズ社が訴訟人に対して"bullying(弱いものいじめ)"をしないように連邦判事に頼んだ。

訴訟人への電話の内容は、「弁護士からアドバイスを得る権利を放棄するサインをするように」というものです。』

メニュー・フーズ社の保健担当であるクロフォード社(Crawford & Co.,)とは
http://www.crawfordandcompany.com/GHome.aspx
クレームや集団訴訟などを扱う世界最大の保険会社です。

訴訟大国アメリカでは珍しい話ではないのかもしれませんが、これが大手メーカーのやり口といった感じでしょうか。


この記事の下に「Episcopal」という人のアイムスについての書き込みがあります。(個人の投稿なので信憑性について判断する事は出来ませんが)

『アイムスのフードが原因で犬を1匹亡くし、他にも犬と猫が病気になったため、アイムスに電話をすると、相手は全ての情報を提供するように要求し、内容を確認後、使用したフードを全て捨てるように命令した。「証拠なので捨てる事はできない」と言うと、電話の相手は怒った。』

訴えられる前に証拠隠滅の命令をしています・・・。
訴訟がらみでアイムスが悪評ばかりなのも、こういうところが原因なのかもしれません。
 

メニュー・フーズ社以外にも、ウォルマートストア、ニュートロ、マーズ、コルゲートなど、多くの企業が訴訟を起こされています。
Grocers Among Defendants in Class Action Tied to Tainted Pet Food

訴訟内容はメラミン混入だけではなく、「ラベルの表示内容が正しくない事」です。使用されている添加物や原材料についての問題です。

集団訴訟を受け持っている法律事務所
Maltzman Foreman

アメリカではペットフードのラベルの規制を作るという法案が出ているので、今後改善されていく可能性があります。
日本での改善はほど遠いとは思いますが、日本はペットフードの6割が輸入で、その約3割がアメリカです。アメリカのブランドであれば、日本で販売されるときのラベルも分かりやすくなるのでは? と希望を持っていますが・・・。日本の代理店で発売する製品だけ非表示なんて、さすがにそんなことはしないと思いたいです。

 
Trackback:(0)| Comments:(0) | Top↑
ペットフードの毒物検査
2007/05/26(土)
個人でアイムスのドライフードを検査したItchmoで使っていた会社です。
AccuTrace Testing, Inc.

ペットフードの検査の価格 (PDF)
メラミン+シアヌル酸+アミノプテリン(陽性反応のテスト)=149ドル
検査結果のレベルの測定 +50ドル

その他送料などがかかるかと思いますが、陽性反応テストと数値の測定を合わせて約200ドルです。日本の相場は分かりませんが、おそらく海外の方が安いのではないでしょうか。

日本ではナチュラルハーベストとナチュラルバランスが検査をしていましたが、検査結果用紙を見ると、どちらも環境技研を使用していました。

メラミンのみの検査結果
ナチュラルバランス:N.D(10ppm未満)
ナチュラルハーベスト:未検出(0.001wt%未満)

※メールで教えて頂いたのですが、N.Dは未検出の略語で、10ppmと0.001(wt)%は同じ値を示しているとのこと。
1ppm = 0.0001% の計算なので、10ppm = 0.001(wt)% となるようです。
 

毒物など気にしない時代になればいいのですが、
今度はメラミンに汚染されたコーングルテンが北米で初めて発見されました。
CBC News (2007/5/26)
Food watchdog blocks melamine-tainted gluten from entering Canada
カナダに輸入されたコーングルテンを検査したところ、メラミンとシアヌル酸に汚染されていたそうです。過去に流通があるかなど、詳しい事はまだ公表されていません。

 
Trackback:(0)| Comments:(0) | Top↑

<前のページ       次のページ>
PR

RSSフィード
  • 最新記事のRSS
  • 最新コメントのRSS
  • 最新トラックバックのRSS
Copyright © ペットフード事件簿 All Rights Reserved. Powered By FC2.  skin:cuteblog