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- ニュートロから高レベルの亜鉛を検出 (06/21)
- ニュートロがキャットフードをリコール (11ヶ国対象) (06/19)
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2009/07/02(木)
Some Dog Foods May Deliver Toxic Doses of Fluoride
ドッグフードには、中毒量のフッ化物が含まれているかもしない(以下抜粋)
有名な10種類のブランドを調査したところ、8種類から気になるレベルが検出された。フッ化物のレベルは、環境保護庁が飲用水に定めたレベルの最大2.5倍に達した。
※飲用水の基準は人間用のものです(ペットフードには規制がないため)
フッ素を使う事には、人間に対しても賛否両論があり、高レベルのフッ素は有害だとして問題が取り上げられていますが、ペットに対しても同じように有害だとされています。
Fluoride in dog food found to cause cancer
ドッグフードのフッ化物はガンを引き起こす(以下抜粋)
発見された高レベルのフッ化物は、ハーバード大の科学者の研究により、少年の骨肉腫と関連があるとされています。
これまで犬にフッ化物が安全かどうかという研究がされた事はありません。
人間への過度のフッ化物は、骨を脆くしたり、斑状歯の原因と言われています。
弱まった骨は、さらに多くの問題を引き起こすでしょう。
生殖と骨肉腫を含む生物学的異状は、高レベルのフッ化物を消費する事と関連があります。
水やフードの摂取量が多い体格が大きな犬ほど、影響される可能性がある。小さな犬は影響されにくく、これは全ての犬種に共通です。
フッ素がペットフードに含まれる原因について
水道水に含まれるものがペットフードの製造過程で入るというものと、ペットフードの原材料にある副産物や骨粉からではないか、と推測されています。
テストで高レベルのフッ素が発見されたフードは、全て副産物や骨粉が含まれていたという結果がでています。
ペットフードを調査した団体
The Environmental Working Group (EWG)
アメリカの環境NGO(民間の非営利団体)
多くの専門家が健康に関する問題を独自に研究し、情報を公開。
フッ素、ダイオキシンなど、過去に多くの問題を提起しています。
残念ながら、テストしたブランドまでは発表されていませんでした。
2009/06/21(日)
以下のサイトのアール氏は、これまで個人でいくつかのペットフードをラボに依頼して検査をおこなってきましたが、今回ニュートロを検査した結果、亜鉛の数値が基準値を超えている事が分かりました。
The Pet Food Products Safety Alliance
※テスト結果(PDF)
検査結果の数値は2100ppm
このサイトによると、一日あたりの投与量(3オンス、含水量10%)の計算で
ニュートロの含有量は179mgとなり、
欧州の最大値21mg、AAFCOの最大値153mg を超えています。
ニュートロの疑問を取り上げてきたConsumerAffairs.comでも紹介されています。
Tests Find 'Sky High' Zinc Levels in NUTRO Cat Food
テストでニュートロのキャットフードに高レベルの亜鉛を発見
今回の検査結果にともない、大手誌も取り上げています。
ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)
Pet food company Nutro responds to assertions of dangerous zinc levels in recalled cat food
この検査結果の報道についてニュートロから返答
亜鉛や他の栄養素について、一般的な科学知識に不足がある。
調査評議会(NRC)の公表では、猫の過剰な亜鉛摂取の悪影響についてのレポートは出ていない。いくつかの研究結果では、高レベルの亜鉛を猫に与えた場合、血液中に高い血清亜鉛がみられるが、臨床に関しては問題を示していない。
ニュートロはConsumerAffairs.comの内容を同社サイトのFAQでも否定しています。
しかし、ConsumerAffairs.comはFDAに検査結果と消費者からの苦情を報告し、FDAはこの件について少しですが動きを見せています。
FDA Agrees to Reconsider Request for NUTRO Records
FDAはニュートロの記録に関する要求を再検討することに同意する。
ニュートロは高レベルの亜鉛を摂取した場合に危険だというデータはないとしていますが、わずかな臨床データで安全と言い切れるのか疑問も残ります。
この問題はしばらく続きそうです。
■ブログ内の関連記事
>ニュートロがキャットフードをリコール (11ヶ国対象)
>ニュートロにあがっている疑問とFDAの調査について
2009/06/19(金)
並行輸入ならともかく、正規代理店であれば、メーカーからリコールの案内がきているはずです。
今年の6月から「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」がスタートしましたが、リコールの告知についての規制がないせいか、相変わらず野放しのままです。
どんな内容のリコールであっても、メーカーが発表したものは、販売店は告知するようにしてほしいです・・・。
■2009/05/25
FDA(アメリカ食品医薬品局)がニュートロのキャットフードのリコールを発表しました。
リコール対象国はアメリカを含む11ヶ国になるとしています。
FDAの告知
対象国
・アメリカ
・日本
・カナダ
・メキシコ
・韓国
・タイ
・マレーシア
・シンガポール
・インドネシア
・ニュージーランド
・イスラエル
ブランド
・Nutro Natural Choice Complete Care
ニュートロ ナチュラルチョイス コンプリートケア
・Nutro Max
ニュートロ マックス
best before dates
・May 12, 2010 〜 August 22, 2010
パッケージの確認方法
原因
生産時における亜鉛とカリウムの値が正確でなかったこと
・亜鉛のレベルが高く、カリウムが低い
・カリウムのレベルのみ低い
・ニュートロの告知 本社(英語)
・RED HEART (日本 販売代理店)
リコール対象
・ニュートロ ナチュラルチョイス コンプリートケア
・ニュートロ ナチュラルチョイス メンテナス
キャットフードのみで、ドッグフードは問題なし。
ニュートロは、消費者から問題はあがっていないと発表しています。
しかし、ミネラルの分量が違っていたため体調をくずしても、因果関係はすぐに分からないため、この発表には疑問を感じますが・・・。
これまでにニュートロの問題点を記事にしてきたサイトもあります。
今回のリコールと関わりがあるかどうかは不明ですが、前回の記事はこちら
ミネラルは、大量摂取の方が危険が大きいです。長期間不足した場合も、もちろん健康に問題はありますが、過剰の場合は短期間で中毒を起こす事もあるので怖いです。
ペットフードの製造過程でミネラルを混ぜる際に、均等に混ざらず部分的に高濃度になってしまう事があると指摘されています。
亜鉛は中毒をおこしますし、量によっては命にもかかわります。
ニュートロはミネラルバランスが違ってしまった理由や、亜鉛の数値までは発表していません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)によるキャットフードの亜鉛の許容量は最大2,000ppmのため、リコールになったということは、この値を超えているのではないか、と推測しているサイトもあります。
The Pet Food Products Safety Alliance
このサイトによると、過去にドッグフードでもニュートロは亜鉛問題を起こしているんですね。ニュートロは認めていないそうですが・・・。
AAFCOの亜鉛の許容量は、犬は1,000ppm、猫は2,000ppmですが、上のサイトによると、ヨーロッパでは全ての動物に対し、亜鉛は最大250ppm(推奨される最大値は150ppm)までとなっているそうです。
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